CGIは、Common Gateway Interface（コモンゲートウェイインターフェイス） が略された名称です。

CGIの事がよくわからない人は、このページを読んで頂いて、少しでも理解してもらえると嬉しいです。

CGIとは、ブラウザーのURLで指定したプログラムをウェブサーバー側で起動させて、実行された結果をブラウザへ返す仕組みの事です。

C、C++、Perl、PHP などと呼ばれているプログラム言語でCGIプログラムを制作し、サーバーコンピューター内へインストールしたものを実行させます。

初期のウェブサーバーは、閲覧者からの要求に対してサーバ上に置かれている文書をそのまま返すだけの仕組みでしたが、CGIという仕組みが登場した事により、プログラムが処理した結果に基づいた動的な文書を返す事が可能になりました。

近年普及した、CMS（コンテンツ管理システム）と呼ばれているものも、記事の書き込み、記事が記載されたページを表示したり、表示するページのファイルを生成する事は、プログラムを実行し、おこなわれています。

一般的なホームページでは、情報提供者が用意した文書（HTMLファイル）や写真（画像ファイル）などをウェブサーバーに置いて、閲覧者が提供された情報を得る。という一方向な流れですが、 CGIを使う事により、閲覧している側からサイトを運営している側へ情報を提供する事ができて、双方の間で情報のやり取りが可能になります。

閲覧者は、提供されている情報のURLをサーバーへ要求し、要求に対して返ってきたホームページを見て情報を得ます。

CGIを使わない場合は上図のように、閲覧者の要求に対し返す結果は、いつも同じ情報が提供されるホームページになります。

閲覧者がフォームに入力した情報をCGIへ送信する事により、動的なコンテンツのホームページで情報を提供する事が可能です。

例．サイト内検索

送られてきた内容により閲覧者が要求している情報のホームページを、たくさんあるページの中から厳選して提供する事ができます。

例．メール送信

送られてきた内容をメールへ送信し、閲覧者の意見や感想、お問い合わせ内容などを得る事ができます。

この他にも、ユーザーから送られてきた内容を投稿された記事として記録し、閲覧してくれる複数の人へ投稿記事を共有な情報として提供する事などもできます。

CGIは、ブラウザで動的なコンテンツのホームページを表示させる目的だけでなく、パソコン上で起動するソフトウェアの通信プログラムでCGIを使ったり、スマートフォンやタブレット端末に組み込まれている「WebView」という機能を使い、アプリの中でCGIの起動やコンテンツの表示をする事も可能です。

CGIを使って運営されているウェブサイトや、提供するサービスの一部にCGIを使っているウェブサイトは沢山あります。

下記に記載したものは、ウェブサイトで情報を提供する側と得る側、おたがいの双方向姓を持たせる事を目的としてCGIを使う代表的な例です。

閲覧者が必要としている情報だけをCGIを使って提供します。

閲覧者が探している情報に関連した文字などの条件をサーバーへ送り、送られてきた条件に一致又は含む情報を抽出して表示させます。

提供する情報量が多いサイトでCGIを使えば、沢山の中から、閲覧者が要求する情報のみの提供が可能です。

閲覧者のメールソフトやアプリを使わずにメールの送信ができます。

フォームに、お名前やメールアドレスの入力と、選択肢の中から該当するものを選んでサーバーへ送ってもらいます。
CGIを使い、入力・選択して頂いた内容をサイトの運営者や、ユーザーのアドレス宛にメールで送信する事ができます。

ページを見てくれた方からのお問い合わせに対応する事や、ウェブサイトやホームページの感想などを、CGIを使えば知る事が可能です。

ウェブサイト利用者から投稿して頂く記事や情報を、共有情報としてホームページで公開できます。

ページに表示されたフォームから、記事の内容や、文書ファイル、デジカメで撮影した写真ファイルなどをサーバーへ送ってもらいます。
CGIを使い、送られてきたものをサーバーへ記録し、ホームページで公開する事ができます。

コミュニティーサイトなどでCGIを使えば、情報を提供してくれる人と、情報が知りたいという人が交流するウェブサイトの運営が可能です。

CGIを使えば、あなたのアイデア次第でいろいろな事ができます。

『ＣＧＩ制作大工』は、あなたに変わって制作・作成致します。
今まで制作させて頂いたCGIプログラムの数々は、サービスの概要に記載してありますので是非ご覧下さい。

サービスの概要はこちら

プログラム言語でCGIプログラムを作りますで、それなりの知識が必要です。知識を取得すれば、誰もがプログラムを作る事ができます。

C、C++、Perl、PHP などと呼ばれているプログラム言語でCGIプログラムを制作します。

CGIという仕組みを制作するプログラムの言語は、上記以外数多く存在しています。

ウェブサーバー上で動作するプログラムの言語だけでなく、ブラウザ上へ表示させるのに必要なHTMLタグや、スタイルシート、JavaScriptの構文を書く知識も必要になります。

無料（フリー）で提供されているスクリプトの内容を変えてサーバーへ設置するだけで動作するCGIや、提供されているプログラムの構文をコピー&ペーストで貼り付けるだけで動作するCGIなどがあり、ちょっとしたプログラムの知識があれば自分なりにアレンジする事も可能です。

ですが、CGIを使う多くのものは、ウェブサイトを利用して頂く人の個人情報を扱う事になる為、情報が漏れる事の無いようにセキュリティーを考慮したプログラムの制作と、適切な設定をする事を心がけてもらいたいと思っています。

インターネットなどのネットワークを使用するものは「ウェブアプリケーション」と呼ばれており、CGIもそれにあたります。

『ＣＧＩ制作大工』は、ウェブサーバー上で動作するCGIだけでなく、ウェブアプリケーションの開発やそれに必要なプログラム・ホームページの制作・作成を代行しています。